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2021年10月19日(火)

映画『とんび』出演決定!

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く不朽の名作、重松 清著「とんび」初の映画化。

大島優子は照雲の妻・幸恵役で出演いたします。


これは、古き良き時代の物語にとどまらない—今この時代にこそ届けたい、未来へ繋がる家族の絆の物語。


【出演】

阿部 寛

北村匠海 杏 安田 顕 大島優子

濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生

田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳

麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子


原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)

監督:瀬々敬久 脚本:港 岳彦

配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント ©2022『とんび』 製作委員会

https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/


【あらすじ】

昭和 37 年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤス(阿部 寛)は、今日も元気にオート三輪を暴走させ ていた。愛妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子(薬師丸ひろ子)や幼馴染の照雲 (安田 顕)に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂に息子・アキラ(北村匠海)が誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の 死を理解できないアキラに、自分を責めるヤス。和尚の海雲(麿 赤兒)は、アキラに皆が母親代わりなってやる と説き、雪が降っても黙って呑み込む広い海のようにアキラに悲しみを降り積もらすな―「お前は海になれ」と、 ヤスに叱咤激励するのであった。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸 せだけを願い、不器用にも愛し育て続けた。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキ ラに、ヤスは大きな嘘をついた──


【大島優子コメント】

まず、瀬々さんの作品にまたお声をかけていただいたこと、一度よりも二度の喜びは倍となり押し寄せました。ヤスさんとアキラを支え る家族の一員、幸恵おばちゃんとしてアキラが成長していく姿に一喜一憂し、我が子のように見守らせていただく日々を過ごさせていただきました。そしてヤスさんの人情味には信じられるものが映っていて、阿部 寛さんにはどこまでもついて行きたくなります。いつもこうして撮影を振り返る時に、現場ごとに色が見えながら言葉を選ぶのですが、『とんび』の現場は心の底からじんわり温まるような夕 陽の色です。観てくださった皆さんが温かくなる作品になることだと思います。